私はGH5を使用していてよく仕事で人物を撮ったり、商品を動画で撮影したりします。
そんなとき、綺麗なポートレート映像を撮りたい、と思うときありますよね。ポートレートとは、ボケ味を出して被写体を際立たせる方法で、実は海外ではボケ(BOKEH)と呼ばれて海外でも人気が出てきている手法です。
もちろんカメラの性能に必要ですが、レンズがそれなりに良い単焦点レンズでないとポートレート映像を撮影することはできません。
しかし、単焦点レンズで良いとされているものだと10万円を超えてしまい、なかなか手が出せない・・・
そんな風に思ってためらっている人は、PanasonicのH-X025をおすすめします。
今回の記事では、Panasonic のH-X025をレビューしたいと思います。
目次
H-X025のスペック
H-X025のスペックは以下になります。
レンズ構成 | 7群9枚(非球面:2枚、UHR:1枚、ナノサーフェスコーティング:1面) |
マウント | マイクロフォーサーズ |
開放F値 | 1.4 |
最小絞りF値 | 16 |
最短撮影距離 | 30cm |
焦点距離 | 25mm(35mmフィルムカメラ換算 50mm) |
重さ | 200g |
フィルター径 | 46mm |
マイクロフォーサーズなのでパナソニックまたはオリンパスのボディで使うことが可能です。
引用元:Wikipedia
2019年10月に新モデルのH-XA025が発売されるようですが、特段変化している点がオートフォーカスの早さくらいみたいです。私はH-X025のほうが安いのでそちらを推します。笑
H-X025のメリット
私はPanasonicのGH5にH-X025(レンズフード付き)のレンズを使っています。セットはこんな感じ。
H-X025を使ってよかったなぁと思うメリットを挙げてみます。
価格が安い
まず安いです。F値1.4でありながら、Amazonで5万円を切る安さです。
なんなら中古だと3.5万円以下で購入することが可能です。
開放F値1.4のきれいなボケ味が出る
カレー食べながらココイチで撮った画像ですが、F1.4の綺麗なボケ味を出してくれます。なぜアイスコーヒーを飲む前に撮影しなかったか謎ですが、いい感じにボケてくれていますね。

ボケ味を出せると撮影の幅が広がるので、このレンズを買ってよかったなぁと思っています。
H-X025のデメリット
H-X025に関してはデメリットと感じる部分があまりありませんが、あえて一つだけ挙げます。
それは開放F値が1.4のため、古い蛍光灯を使っているような場所で撮影すると「縦縞(しましま)のフリッカー現象が発生するときがあることです。
縦縞フリッカーの記事はこちら
開放F値の幅が広いレンズだとカメラのモードでF値が勝手に変化してくれますが、H-X025だと開放F値が固定です。そのため、オフィスなどで動画撮影をする場合は
縦縞フリッカーが出たときは以下の方法で解決することが多かったです。
60f→30fに変える
シャッタースピードを30に変える
しかし、H-X025だとこれでも縦縞フリッカーが出てしまったので、ホワイトバランスをいじったりして調整しましょう。
まとめ
PanasonicのH-X025は5万円以下で購入できる素晴らしいレンズです。
しかもライカのレンズを使っているので映像でも写真でも描写力が素晴らしいレンズです。
単焦点レンズを持っていない人は持っておいて損はないレンズなので、ぜひ使ってみることをおすすめします。