B-ROLL(ビーロール)という言葉をご存知ですか?本来、B-ROLLはサブの意味合いが強かったのですが、その流れが変わりつつあります。
海外でかっこいいクリエイターの間で、B-ROLLばかりを使った映像が流行の兆しを見せています。
今回の記事では、B-ROLLについてとおすすめのB-ROLLクリエイター(B-ROLLER)を解説していきます。
目次
本来のB-ROLLの意味とは?
B-ROLLとは、本来は「サブカット」の意味で、メインの映像にプラスアルファで入れる映像のことを意味します。一方で、A-ROLLはメインの映像の意味になります。
例えば、メインの映像をインタビュー動画にしたとします。人がしゃべっている映像を定点で撮影するだけでは、そればかりだと視聴者は飽きてしまうことが予想されます。
その際に、サブの映像でB-ROLLを入れると映像にメリハリをつけることができます。
B-ROLL:サブ映像
上記の動画では、インタビューで対面で喋っている部分(A-ROLL)と、仕事風景など(B-ROLL)をサブで撮影して、映像にメリハリを付けていることがわかります。
おすすめB-ROLLERは?
冒頭にもお話した通り、本来のA-ROLLありきのB-ROLLの映像ではなく、B-ROLLだけを取り入れた動画というのが海外で流行っています。
B-ROLLだけの動画がイメージが付かない人もいるかと思います。以下の動画を見てもらえば「カッコいい!」と思うのではないでしょうか?
Daniel Schiffer
B-ROLLERといえばこの人というくらいプロップスを獲得しています。
ピザを作る動画ですが、ここまでかっこよく斬新な動きをできるのがすごいんです。
トランジション、マスクの使い方、音のこだわり・・・最高のクリエイターの一人ですね。
Peter Lindgren
PeterのB-ROLLです。
カジノのテーブルで酒飲んでタバコ吸って、ただBETしてるだけなのに、ここまでかっこよく仕上げていることに脱帽します。
Art of B-Roll
上2つと違い、Instagramのアカウントになります。
こちらのアカウントではB-ROLLのシークエンスを様々公開しているので、フォローしておくと良いかもしれません。
B-ROLLをやるためには?
カッコいいB-ROLLを撮影するために共通することが以下の3つです。
- 単焦点レンズで撮影する(マニュアルフォーカス必須)
- 照明を使う
- 協力者が必ず必要
B-ROLL動画を撮影しようとした場合、ボケ感が欲しいので単焦点レンズで撮影することが必要になります。
しかし、動きに合わせて行う単焦点レンズを撮影するのはかなり難しいです。
試してみてわかりますが、フォーカスを合わせ続けるのは至難の業・・・
先ほど紹介したDanielやPeterはフォーカスを合わせ続けています。
もはや神業と言ってもよいでしょう。
まとめ
B-ROLLについてまとめてみました。
B-ROLLは日本でやっている人がかなり少ないので、動画撮影・編集をやっている人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
私もB-ROLLについての情報を今後発信していきます。